【7月19日 AFP】サッカーイングランド・チャンピオンシップ(2部)のスウォンジー・シティは17日、米ラッパーのスヌープ・ドッグさんがクラブの共同オーナーになったと発表した。昨年11月に米国の実業家がスウォンジーを買収する中で、ラップ界とサッカー界の意外な提携が結ばれた。

先週、クラブのソーシャルメディアチャンネルにサプライズで登場し、25-26シーズンの新ホームユニホームのモデルを務めたスヌープ・ドッグさんは、スペイン1部リーグのレアル・マドリードで活躍したクロアチア代表のルカ・モドリッチとともに、クラブに投資することになった。

スウォンジーは17-18シーズンの降格以来となるプレミアリーグ復帰を目指す中、スヌープ・ドッグさんが1億人以上のソーシャルメディアのフォロワーを活用してクラブの知名度を高めることを期待している。

クラブの公式ウェブサイトでスヌープ・ドッグさんは、「自分のサッカーへの愛はよく知られていることだが、スウォンジー・シティのオーナーシップに関わることは特別に感じられる」とし、「クラブと地域の物語は私の心に響いた。誇り高き労働者階級の都市とクラブだ。自分と同じように、逆境に立ち向かうアンダードッグだ」「スウォンジー・シティの一員であることを誇りに思う」と述べた。

スウォンジーは4月に、今週レアルからイタリア・セリエAのACミランに加入したモドリッチがクラブの株式を取得したと発表していた。(c)AFP