【7月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、国内で生産するコカ・コーラに「本物のサトウキビ糖」を使用することでコカ・コーラ社と合意したと発表した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「米国でコカ・コーラに本物のサトウキビ糖を使用するように話をしてきたが、彼らはそれに同意した」と投稿し、「コカ・コーラの関係者全員に感謝したい。これは非常に良い動きになるだろう」と述べた。

トランプ政権は「米国を再び健康に(MAHA)」をスローガンの一つに掲げており合成着色料や人工甘味料を問題視している。

同社は現在、国内の飲料に高果糖コーンシロップ(HFCS)を使用しているが、この甘味料はMAHAを推進するロバート・F・ケネディ・ジュニア厚生長官らから批判を受けていた。

同社は声明で、「我々のコカ・コーラブランドに対するトランプ大統領の熱意に感謝する。コカ・コーラの生産に関する新しい革新的な提供についての詳細は、近日中に共有する」と述べた。(c)AFP