【6月29日 AFP】米大リーグ(MLB)は28日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はカンザスシティ・ロイヤルズ戦に1番・投手兼指名打者(DH)で先発出場。投手として初回に約163.7キロのMLB自己最速をマークした。

大谷はこれが右肘手術からの復帰後3回目の登板で、ロードでは初。復帰後では初めて2回を投げ、これで合計4イニングとなった。

初回は1死から単打と四球でピンチを迎えたが、続くビニー・パスカンティーノを直球で2ストライクと追い込むと、最速球で併殺に打ち取った。約163.67キロは今年ドジャースの投手が投げた中でも最速だった。

2回は3者凡退に抑え、27球中20球ストライクの無失点で登板を終えた。打者としては4打数無安打だった。(c)AFP