レイズのフランコに執行猶予付き有罪判決 未成年者へ性的虐待
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【6月27日 AFP】米大リーグ(MLB)、タンパベイ・レイズの遊撃手ワンダー・フランコ(24)が26日、未成年者への性的虐待の罪で、母国ドミニカ共和国の裁判所から執行猶予付き禁錮2年の有罪判決を受けた。
フランコは2022年12月、当時14歳だった少女と性的関係を持ったとして、検察側から禁錮5年が求刑されていた。
しかし判事はこの日、「被告の若さ、初犯であること、そして既に生じたキャリアへのダメージ」を考慮し、自動的な収監は免れるとの判決を下した。
2021年にレイズと11年総額1億8200万ドル(約263億円)で契約を延長したフランコは、MLBの制限リストに入ってプレーできない状態が続いており、2023年8月以降は試合に出場していない。
少女の母親も関係を容認したとして性的搾取の罪に問われ、禁錮10年の刑と罰金5000ドル(約72万円)を言い渡された。判事は、少女の母親が「金銭的利益を得て、娘を性的対象として利用した人物」であると述べた。
フランコの弁護団は、判決に対して控訴する意向を示している。(c)AFP