【5月25日 AFP】25F1第8戦モナコGPは24日、予選が行われ、マクラーレンのランド・ノリスがコースレコードを更新するタイムでポールポジションを獲得した。

ノリスは1分9秒954のベストラップを記録し、地元の英雄で昨年の優勝者であるフェラーリのシャルル・ルクレールを0秒109上回った。今季ここまで予選では不調で、チームメートのオスカー・ピアストリに総合争いで13ポイント差をつけられているが、今大会では活力を取り戻した。

ノリスはモナコの市街地サーキットで史上初めて1分10秒の壁を破り、モナコでは初、今季2回目、通算では11回目のポールポジションを獲得した。1950年以降、予選3番手以下から優勝したドライバーが10人しかいない最も遅く短いサーキットで、これは大きなアドバンテージとなる。

総合トップに立つピアストリが3番手に入り、フェラーリのルイス・ハミルトンは4番手タイムだったが、後にレッドブルのマックス・フェルスタッペンを妨害したとして3グリッド降格のペナルティを受けた。

その結果、フェルスタッペンが4番手、レーシングブルズの驚異の新人アイザック・ハジャーとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが5番手と6番手に入り、ハミルトンを上回った。レッドブルの角田裕毅はQ2敗退で12番手だった。(c)AFP