【5月22日 AFP】米陸軍は21日、来月14日に首都ワシントンで同軍創設250周年を記念する軍事パレードを行うと発表した。戦車やヘリコプターが参加予定で、米国の軍事力を誇示する。当日に誕生日を迎えるドナルド・トランプ大統領も視察する。

パレードがトランプ氏の誕生日に行われることは物議を醸しており、パレード当日の抗議活動が計画されている。パレードの費用は最大4500万ドル(約64億円)と見積もられている。

陸軍のスティーブ・ウォーレン報道官は記者団に、パレードには主力戦車「エーブラムス」M1A1型28台、歩兵戦闘車「ブラッドレー」28台、装甲車「ストライカー」28台、自走榴弾(りゅうだん)砲「パラディン」4台が参加すると語った。

また、AH64アパッチ、UH60ブラックホーク、CH47チヌークを含むヘリコプター50機以上も参加予定だという。

クリス・ビターレ大佐は「パレードのコンセプトは、歴史を通じて陸軍の物語を伝えることだ」と述べた。(c)AFP