【5月22日 AFP】米国防総省は21日、ピート・ヘグセス国防長官が、カタールが大統領専用機としてドナルド・トランプ大統領に寄贈したボーイング製ジャンボジェット機を受領したと発表した。

カタールが数億ドル相当のジェット機を寄贈すると申し出たことは、憲法上および倫理上の大きな疑問を生じさせ、また、外国勢力から寄贈された航空機を極秘の大統領専用機として使用することに対する安全保障上の懸念も引き起こした。

国防総省のショーン・パーネル報道官は声明で、「国防長官はすべての連邦規則と規制に従い、カタールからボーイング747型機を受領した」と述べた。

「国防総省は米国大統領を運ぶ航空機について、適切な安全対策と機能上の任務要件が考慮されるよう取り組む」と続け、質問は米空軍に委ねた。(c)AFP