【5月21日 AFP】ウクライナ国家親衛隊は21日、同国北東部にある軍事訓練施設がロシア軍の攻撃を受け、兵士6人が死亡、少なくとも10人が負傷したと発表した。

ウクライナ軍は昨年、北東部のスムイ州からロシア・クルスク州への大規模な越境攻撃を仕掛けた。だが、ロシアが領土を奪還して以降は、同地域への攻撃が一段と激しさを増している。

国家親衛隊はフェイスブックへの投稿で、「この攻撃により兵士6人が死亡し、10人以上が負傷した。いずれも軍の射撃場で訓練中だった」と説明。現在、事件の調査を進めていると述べた。

ロシア国防省は前日の20日夜、偵察中にウクライナの特殊部隊による「訓練キャンプを発見した」とSNSで主張し、同キャンプを弾道ミサイルで攻撃したと発表していた。(c)AFP