【5月20日 AFP】中国で行われている競泳の国内選手権で、12歳の于子迪選手が、女子200メートル個人メドレーで同年齢では史上最速のタイムを記録し、注目の新星として称賛を浴びている。

于選手は、パリ五輪に出場した余依婷に次ぐ2位の2分10秒63を記録し、7〜8月にシンガポールで開催される世界選手権の派遣標準記録を大幅に上回った。

中国水泳協会(CSA)はAFPに対し、于選手が世界選手権のメンバーに入るかは、国内選手権が24日に終了するのを待って判断するとしているが、出場は確実だとみられている。

于選手の今回の記録は、昨年のパリ五輪で準決勝に進出できるタイムだった。

ワールドアクアティクス(世界水連)はX(旧ツイッター)で「12歳の新星に注目!」と投稿した。

于選手は河北省に拠点を置いており、10月で13歳になる。(c)AFP