「気持ち良くはない」 ロバートソンが盟友アーノルドへのやじに苦言
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【5月12日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのアンドリュー・ロバートソンが11日、退団を発表したトレント・アレクサンダー・アーノルドが同日のアーセナル戦でブーイングを受けたことについて、「気持ち良くはない」と話した。
アレクサンダー・アーノルドは5日に退団を発表し、スペイン1部リーグのレアル・マドリードへの移籍が広く予想されている。
それから初の試合となったホームでのアーセナル戦で、リバプールの下部組織出身でイングランド代表のスターでもあるアレクサンダー・アーノルドは、交代出場した際にブーイングを浴びた。一部のファンからは歓声も上がったが、ボールを持つたびに何度もブーイングが響いた。
これについて、ロバートソンは「いろいろな感情が渦巻いている」とし、「トレントにとっては簡単なことではなかった。当たり前だ。それでも彼は決断した」とコメントした。
「友人がブーイングされるのを見るのは、気持ち良くはない。しかし、ファンに何かをしろと指示することはできない」
「自分がどう感じるかは言えないが、彼を非常に誇りに思う。選手としても、友人としても大好きな男だ。サッカー界での親友の一人だから、寂しくなる」
一方でアルネ・スロット監督は、アレクサンダー・アーノルドを支持しつつ、ファンを刺激しないように慎重な立場を取っている。
監督は「あまり喜んでいない人もいれば、喜ぶ人もいた。拍手を送る人もいた。ブーイングする人も少しいた」と言い、「私は常に選手、つまり自分が指揮する赤いユニホームを着た者たちの味方だ」とした。(c)AFP