【5月8日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は7日、サウジアラビアから関心が寄せられているポルトガル代表MFブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(30)の残留を強く望んでいると語った。

キャプテンのフェルナンデスは、2020年にポルトガル1部のスポルティング・リスボンから加入して以来、ユナイテッドの主力として活躍している。

前週に行われたアスレティック・ビルバオとのヨーロッパリーグ準決勝第1戦でも2得点を挙げ、チームを3-0の勝利に導いたが、8日に行われる第2戦を前に、サウジアラビアのアル・ヒラルがフェルナンデスに巨額のオファーを準備しているという報道が注目を集めている。

アモリム監督は、3月にレアル・マドリード移籍のうわさが出た際にも「彼はどこにも行かない」と断言していたが、今回も同様に強い姿勢を示している。

アモリム監督はビルバオ戦の前日会見で、「彼はリーダーでありキャプテンであり、非常に重要な存在。ブルーノや(アレハンドロ・)ガルナチョのような選手を多くのクラブがほしがるのは当然だ」と語りつつも、「われわれはベストな選手を残したい。ブルーノは間違いなく世界屈指の選手だし、われわれはブルーノにここに残ってほしい」と述べた。(c)AFP