【5月9日 AFP】インドとパキスタンは8日、互いに無人機攻撃を行ったと非難し合った。核保有国同士の対立は複数の死者を出しており、国際社会からは冷静な対応を求める声が上がっている。

パキスタン軍は8日、インドの無人機28機を撃墜したと発表。一方、インド政府はパキスタンが「無人機とミサイル」で攻撃を行ったと非難し、ラホールの防空システムを破壊したと主張した。

インドが7日に「テロリストの拠点」を標的とした空爆を開始して以来、国境の両側で少なくとも48人が死亡した。

犠牲者の大多数はパキスタン側で、当局によると子ども12人を含む少なくとも32人が死亡した。

こうした中、米国務省報道官はマルコ・ルビオ国務長官が8日に両国の指導者らと電話会談し、「即時の緊張緩和」を求めたと述べた。(c)AFP