【5月9日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は8日、ロシアに対してウクライナとの30日間の無条件停戦を受け入れるよう圧力をかけ、停戦が実現しなければ新たな制裁を科すと警告した。

トランプ氏はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話で会談した後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「ロシア・ウクライナとの交渉は続いている。米国は理想的には30日間の無条件停戦を求めている」と述べ、「停戦が尊重されない場合、米国とそのパートナー国はさらなる制裁を科すだろう」と警告した。

ゼレンスキー氏も直ちにロシアに受け入れを求め、「戦争を終わらせる意思を証明しなければならない」「ウクライナは今この瞬間からの完全な停戦、つまり30日間の沈黙を開始する準備ができている。しかし、それは本物でなければならない。ミサイルや無人機攻撃も、前線での数百の襲撃もない」とソーシャルメディアに投稿した。(c)AFP