米、安保理会合でロシア批判 北朝鮮制裁監視を「冷笑的に妨害」
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【5月8日 AFP】米国は7日、国連安全保障理事会の会合で、ロシアがウクライナ侵攻で北朝鮮製兵器を使用したことに対する非難を回避するため、北朝鮮に対する制裁の実施状況の監視を「冷笑的に妨害」していると批判した。
米国と韓国などの複数の理事国が招集した会合は、米国のドロシー・シェイ国連臨時代理大使によると、加盟国が「制裁違反と制裁回避活動」を認識していることを確認するためのもの。制裁違反や制裁回避活動は、「北朝鮮の違法な大量破壊兵器と弾道ミサイル開発計画のための資金源となっている」とシェイ氏は指摘した。
ロシアは2024年3月、北朝鮮に対する制裁の実施状況を監視してきた「専門家パネル」の任期延長決議案に拒否権を発動。北朝鮮制裁決議案は2006年に採択され、数度にわたり強化されてきたが、ロシアの対応により、制裁の実施状況を監視するパネルはもはや存在しなくなった。
シェイ氏は、北朝鮮は2023年末以降、ウクライナ侵攻用の軍需品および軍需品関連物資のコンテナ2万4000個以上と弾道ミサイル100発以上をロシアに移送したと主張。
「北朝鮮は、中国に石炭と鉄鉱石を輸出することで、安保理決議に大胆に違反し続けており、その収益は違法な大量破壊兵器および弾道ミサイル開発計画の直接的な資金源となっている」「本日提示された証拠から、ロシアが自国の違反行為に対する非難を逃れるために、北朝鮮に対する制裁の実施に関して安保理を冷笑的に妨害していることは明らかだ」と続けた。(c)AFP
