ハマス幹部、現状ではガザ停戦交渉に「関心なし」
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【5月6日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの幹部は6日、同組織がイスラエルとの停戦交渉に「もはや関心がない」と述べた。
ハマス政治部門のバセム・ナイム氏はAFPの取材に対し、「ガザで飢餓戦争と絶滅戦争が続いている限り、協議や新たな停戦案を検討する意味はない」と語った。
さらに国際社会に対し、「ガザにおける飢餓、渇き、殺戮という犯罪を止めるため、ネタニヤフ政権に圧力をかけるよう」求めた。
イスラエル軍は前日、ガザ地区での軍事作戦を拡大し、住民の「大半」を移動させると発表していた。(c)AFP