英国人女性、世界最高齢に 115歳
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【5月2日 AFP】英国人女性のエセル・ケータハムさん(115)が1日、ブラジル人修道女イナ・カナバロ・ルーカスさんが116歳で死去したのに伴い、世界最高齢になった。米国の「老人学研究グループ(GRG)」と、米調査会社ロンジェビクエストが明らかにした。
ケータハムさんは1909年8月21日、イングランド南部ハンプシャー州の村で、8人きょうだいの7番目として生まれた。夫と娘2人には先立たれ、現在はイングランド南部サリーにある介護施設で暮らしている。
GRGによると、ケータハムさんは、エドワード7世の治世を生きた最後の人物であり、データベース「Oldest in Britain」によれば、英史上最高齢の人物でもある。
ケータハムさんは昨年8月に115歳の誕生日を迎えた際、チャールズ国王から「本当に素晴らしい節目」を祝う手紙を受け取った。
この日、長寿の秘訣(ひけつ)を尋ねられると、「誰とも口論しないこと! 人の話をよく聴き、好きなことをするだけ」だと答えた。
ケータハムさんには孫が3人、ひ孫が8人いる。
2022年には、「人生で最も大切なのは家族だ。子どもたちや孫たちに思い出を残すことができるから」と語っていた。
また地方紙ソールズベリー・ジャーナルに対し、「あらゆる機会にイエスと言うこと」「常に前向きに考え、何事もほどほどにすること」が大切だと述べた。(c)AFP