【4月26日 AFP】24-25フランス・リーグ1は25日、第31節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)は1-3でニースに敗れ、リーグ戦の無敗記録が途切れた。

PSGは、仏トップリーグ史上初の無敗シーズン達成を目指していたが、ニースは試合の流れに反してモルガン・サンソンの2ゴールなどで勝利を収めた。

サンソンの先制点を許したPSGは、41分にファビアン・ルイスが同点弾を挙げたが、ニースは後半開始早々にサンソンが勝ち越し点を決めると、70分にはユースフ・ヌダイシミエが3点目を奪った。

76パーセントのボール支配率を記録し、30本以上のシュートを放って試合を優勢に進めていたPSGのルイス・エンリケ監督は、「結果は不公平だと思うが、それがサッカーだ。受け入れなければならない」と述べた。

PSGは今季リーグ開幕から30試合で敗戦がなく、昨年5月にトゥールーズに敗れてからは、仏クラブとの試合では41戦無敗としていた。国内記録は1994-95シーズンにナントがマークしていた開幕32戦無敗となっている。

PSGはこの敗北を早急に忘れ、29日に英ロンドンで行われるアーセナルとの欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦に向けて準備を進める必要がある。第2戦は、5月7日にパルク・デ・プランスで行われる。

一方、この勝利はニースにとって、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得への後押しとなった。暫定4位に浮上したニースは、2位オリンピック・マルセイユと勝ち点1差、3位ASモナコとは同勝ち点で並んでいる。リーグ1では上位3チームにチャンピオンズリーグのリーグフェーズ出場権が与えられ、4位チームは予選ラウンドに臨むことになる。(c)AFP