サバレンカが決勝進出 オスタペンコと激突へ ポルシェGP
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【4月21日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリは20日、シングルス準決勝が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのアリーナ・サバレンカが7-5、6-4で第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を下し、決勝に駒を進めた。
サバレンカがこの大会で決勝に進出するのは4度目だが、2021年から2023年の過去3回はいずれも敗れ、優勝にはまだ手が届いていない。
ただし、そのうち2回で敗れたイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、今大会ではすでに姿を消しており、サバレンカは過去の決勝を振り返り、「相手はいずれも世界ナンバーワンの選手だった」とし、「今は私が世界一。それが何らかの助けになるといい」と自信をのぞかせた。
決勝では、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。世界ランク24位のオスタペンコはエカテリーナ・アレクサンドロワを6-4、6-4のストレートで下し、クレーコートでは優勝した2017年の全仏オープン以来となる決勝に進出した。
オスタペンコは、この大会で通算11勝1敗の成績を誇っていた元世界1位のシフィオンテクを破り、準決勝に勝ち上がっていた。最近はダブルスでの活躍が目立っていたが、今季はこれで2月のカタール・オープンに続き、シングルスで2度目の決勝進出となった。(c)AFP