バルサ指揮官「冗談」のような過密日程 リーガに不満
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【4月19日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナのハンジ・フリック監督は18日、同国プロリーグを管轄するラ・リーガが選手を大切にしていないと訴え、「冗談」のような試合日程に関して関係者と面会することを要求した。
バルセロナは、レアル・バジャドリードとのリーグ戦が当初の5月4日から同3日の午後9時(現地時間)キックオフに変更されたが、同6日に行われるインテル(イタリア)との欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦に向けた準備期間は3日もない。
フリック氏はこの日の記者会見で、「自分にとっては冗談のようだ」「信じられないし、休む時間がない。この件の責任者と話し合いたい。なぜなら、彼らは現場の状況を全く理解していないからだ」と訴えた。
フリック氏は、母国ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンでタイトルを量産した時期にも同じような過密日程を経験している。
しかし、欧州チャンピオンズリーグを含む三つの大会に参加しているバルセロナのスケジュールはそのときを上回る課題に直面しており、フリック監督はインテルとの大一番を前に「言葉を失った」という。
「こんなことは初めてだ。どのリーグもチャンピオンズリーグでプレーするクラブを保護する。準決勝ではなおさらだ」
「ブンデスリーガやプレミアリーグはクラブを気遣う。しかし、ここではそうではない。ただ試合をさせるだけだ」(c)AFP