【4月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領と日本の赤沢亮正経済再生担当相がホワイトハウスで会談したことを受け、米国のジョージ・グラス新駐日大使は18日、両国が貿易協定で合意に達する可能性について「非常に楽観的だ」と語った。

来日したグラス大使は羽田空港で記者団に対し、「交渉に関わる主要な関係者の多くとすでに意見交換を行った。合意に向けて非常に前向きな見通しを持っている」と述べた。

さらに、「日米はともに非常に洗練された経済で、どちらも非常にうまく機能している。世界でもトップ5に入る経済大国だ」と語ったうえで、「交渉を担っているのは、日本でも最も優秀な人材であり、米国側も同様だ。財務長官も商務長官も、私が面識のある、各分野で傑出した人物たちだ」と続けた。

そして、「トランプ大統領がこの問題に取り組むと決意し、現在では最優先事項として位置づけていることから、私は合意に至ると確信している」と強調した。

赤沢経済再生担当相は16日、米ワシントンでトランプ大統領、スティーブン・ムニューシン財務長官、ロバート・ライトハイザー通商代表(USTR)と会談している。(c)AFP