【4月17日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のビクター・モンタグリアーニ会長は16日、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している2030年W杯で出場枠を64チームに拡大する案に反対した。

モンタグリアーニ会長は米スポーツ専門チャンネルESPNに対し、「男子W杯を64チームに拡大することは、大会そのものだけでなく、代表チームからクラブの大会、リーグ、選手に至るまで、広範なフットボールのエコシステムにとって正しい動きだとは思わない」と述べた。

W杯は2026年の北中米大会から出場チーム数が32から48に増える。

モンタグリアーニ会長は「まだ新しい48チーム制のW杯も始まっていないのだから、個人的には、64チーム制への拡大は議論の対象にすらならないと思う」と語った。

64チーム制への拡大案については、欧州サッカー連盟(UEFA)とアジア・サッカー連盟(AFC)も反対の姿勢を示している。国際サッカー連盟(FIFA)はまだ立場を示していないが、事務総長のマティアス・グラフストロム氏は、CONMEBOLの提案を「分析する」としている。(c)AFP