トランプ氏、AP通信を「急進左派」メディアと批判
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【2月21日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は20日、メキシコ湾の呼称を維持するAP通信を再び攻撃し「急進左派組織」と呼んだ。
トランプ氏は先月、大統領令でメキシコ湾を「アメリカ湾」に改称。APに対し、従うまでホワイトハウスでの取材制限を継続する方針を示した。
大統領府はAPが合法的な改称を無視していると主張し、AP記者の大統領専用機エアフォース・ワンと大統領執務室への出入りを禁止した。
トランプ氏は20日、首都ワシントンで開催された共和党知事会の会合で演説し、「われわれはある報道機関、AP通信という急進左派組織と争っている。われわれ全員をひどく扱っており、かつてメキシコ湾と呼ばれていた場所が今はアメリカ湾と呼ばれていることを認めようとしない」と主張。
「現在、われわれは彼らを記者会見から締め出している。彼らは間違いなく訴えられるだろう。もしかしたら彼らが勝つかもしれないが、それは問題ではない。これはわれわれが強く思っていることだ」と付け加えた。ただ「訴え」が何を意味するのかには言及しなかった。
APは180年の歴史を持つ報道機関。長年にわたり米国のジャーナリズムの柱となり、新聞やテレビ、ラジオなど全米のメディアにニュースを提供している。
APは先月、表記に関するガイドラインで、「メキシコ湾は400年以上この名前で呼ばれてきた」とし、トランプ氏の大統領令は「米国内でのみ効力を持つ」ものだと主張。「トランプ氏が選んだ新名称を認めつつ」「世界中にニュースを発信する国際的な報道機関として、APは、地名や地理がすべての読者に分かりやすく伝わるようにする必要がある」と表明した。(c)AFP