ユースの試合で部外者乱入、乱闘で1人刺され重傷 仏サッカー
このニュースをシェア

【2月10日 AFP】パリ近郊で9日に行われたユースサッカーの試合で、乱闘が発生し、1人が刺されてヘリコプターで病院に緊急搬送された。フランスサッカー連盟(FFF)は法的措置を取ったことを発表している。
事件が起こったのは、FCダンマリーレリスがパリ近郊のライバルであるCSモーを迎えたU-20の試合で、ハーフタイムに入ろうとしたところで、武装した地元の若者の集団がモーの選手を襲撃し、乱闘が始まった。
警察関係者はAFPに対して、「争いのさなかに、襲われた選手の1人が襲撃者を刺したようだ」「そのため他の襲撃者が報復しようとし、2人の選手がセーヌ川に飛び込んだ」と話している。1人は泳げなかったため、現場に到着した警察によって救助され、両者とも事情聴取のために連行された。
刺された襲撃者は重傷で、ヘリコプターでパリ市内の病院に搬送された。
FFFは暴力を非難し、相手方の身元が不明のまま訴えを起こしたと発表した。(c)AFP