28日、コンラッドソウルホテルで開かれた「2024現代自動車CEOインベスターデー」=共同取材(c)news1
28日、コンラッドソウルホテルで開かれた「2024現代自動車CEOインベスターデー」=共同取材(c)news1

【09月01日 KOREA WAVE】韓国・現代自動車は、新たな技術として「EREV(Extended Range Electric Vehicle)」を発表し、高い商品性を持つ次世代電気自動車(EV)の開発を進めている。このEREVは、満充電時に900km以上の走行が可能で、EVよりも価格が安価であることが特徴だ。

EREVはハイブリッド車と似ているが、内燃機関エンジンと電気モーターの両方を搭載する。ハイブリッド車とは異なり、電気モーターのみで駆動するEVだ。エンジンはバッテリーを充電し、走行距離を延ばす役割を果たす。このため、充電インフラが不足している地域でも高い活用性を持つ。

現代自動車は、EREV車両を通じて、消費者に高い走行便宜性を提供する予定で、バッテリー容量を約30%縮小することで、同クラスのEVに対して価格競争力を確保する計画だ。

ソウルのコンラッドホテルで8月28日開催された「2024現代自動車CEOインベスターデイ」で、現代自動車のグローバル戦略担当であるキム・フンス副社長は「かつては需要がなかったハイブリッド車も現在では市場で成功しているように、今後EREVも市場でどのような競争力を持つかが注目される」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News