【8月19日 AFP】テニス、シンシナティ・オープン(Cincinnati Open 2024)は18日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が6‐3、6‐3で第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を退け、決勝進出を決めた。

 この大会では通算4度目の準決勝進出を果たしていたサバレンカは、九つのマッチポイントをふいにしながらも勝利を挙げ、自身初の決勝に駒を進めた。全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)の開幕を1週間後に控える中で、大会後には世界ランキング2位に浮上する。

 降雨により数回中断した試合を終えてサバレンカは、「ついに壁を破った。イガとの戦いは本当に厳しいもので、天候にも耐えなければならなかった」と振り返った。

「いつも厳しい戦いになるけれど、ストレートで勝てたのは私にとって一つの成果になった」

 19日の決勝では第6シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)との対戦が決まった。ペグラは6-2、3-6、6-3でパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)を下して勝ち上がりを決めている。

 一方で敗れたシフィオンテクは、「それでも結果には満足している。ニューヨーク( 全米オープン)でさらに良い状態になるために何をすべきかにもう集中している。確実に取り組むことがある」と話した。(c)AFP