アルジェリア柔道選手、イスラエル選手との試合前に失格 パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【7月29日 AFP】アルジェリアの柔道選手メサウド・ドリス(Messaoud Redouane Dris)が、パリ五輪の男子73キロ級1回戦でイスラエルのトハー・ブトブル(Tohar Butbul)との対戦を翌日に控えた28日、体重超過により失格となった。大会組織委員会が発表した。
22歳のドリスは前日計量で73.4キロを記録し、組み合わせから除外された。
柔道ではこれまでにも、イスラエル勢との試合前に選手が棄権したり、対戦を拒否したりしている。3年前の東京五輪では、同じくアルジェリアのフェティ・ヌリン(Fethi Nourine)がブトブルとの対戦を避けるために棄権した。ヌリンは当時、「五輪に出場するため懸命に努力してきたが、パレスチナ問題はそれら全てよりも大きい」と話していた。
AFPはアルジェリアオリンピック委員会(COA)にコンタクトを取ったが、この件についてのコメントは得られなかった。
イスラエルオリンピック委員会(OCI)は「トハーの対戦相手は自ら大会を去った」と発表し、「イスラエル代表団は五輪の価値観を念頭に置きながら戦い続ける。われわれは、こうした振る舞いはスポーツの世界では認められないと信じている」と述べた。(c)AFP
