安楽死への旅路、仏からベルギーに AFPが同行取材
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■1月31日(水) ブリュッセルの病院で
処置を翌日に控え、眠りに就く前にリディさんは主治医のロクト氏と最後の面談を行った。
「処置を受けることにためらいはありませんか」とロクト氏が聞くと、「はい! 絶対に目が覚めることはないんですよね?」とリディさんは答えた。
「気掛かりなことがまだあるなら、話してみて」
「後に残していく人たちのことを考えていて」
「残される人たちがどう思うかというと。どんなに悲しんだとしても、分かってくるはずです。あなたが解放されて自由になったんだって」とロクト氏は話した。
対話を終えると、リディさんはロクト氏を抱き締めた。