【02月05日 KOREA WAVE】
ツインウィズのキム・チャンス代表=シリーズベンチャーズ提供(c)MONEYTODAY
ツインウィズのキム・チャンス代表=シリーズベンチャーズ提供(c)MONEYTODAY

韓国ウリィ金融グループが最近、スタートアップアクセラレーティングプログラム「ディノラボ(Digital Innovation Lab)」を通じて育成する地域企業の投資誘致を支援するために「ディノラボ慶南1期プライベートIR(企業公開)」イベントを実施した。

慶尚南道梁山勿禁(キョンサンナムド・ヤンサン・ムルグム)新都市の未来デザイン融合センター内のG-スペース東部で、1月30日から2日間開かれたイベントには▽ツインウィズ▽コネクシオエイチ▽ステムデン▽ハイセルテック▽コードオブネイチャー――など5社が参加した。

機能性液状型抗菌・抗ウイルス添加剤を開発した「ツインウィズ」は韓国材料研究院(KIMS)の研究所企業だ。ツインウィズのキム・チャンス代表は、韓国材料研究院で13年間、さまざまな製品を開発してきた責任研究員出身だ。

ツインウィズは従来の固体型抗菌・抗ウイルス製品を代替することができ、抗カビ、脱臭などに効果がある液体形態の抗菌・抗ウイルス添加剤を開発した。工程過程で添加剤を少量だけ使用しても常温で5年間抗菌効果などが持続する。

この添加剤はプラスチック、フィルムのようなさまざまな樹脂や繊維、インク、ペイント、塗料などに少量を添加するだけで抗菌・抗ウイルス効果が期待できる。これにより、医療分野はもちろん、公共施設や幼児・衛生用品などさまざまな分野に適用可能である。

特に製品の外観と機能に影響を与えない新素材という点で強みがある。従来の抗菌・抗ウイルス添加剤は、抗菌・抗ウイルス機能を取り入れようとする製品と混合した時、製品の外観や色が変わり、物性が低下するなど技術的限界があった。

従来の製品に追加的な後続工程なしに適用でき、ホルムアルデヒドやアンモニアのような有害化学物質を簡単に除去して室内の空気浄化、脱臭、シックハウス症候群などの解決にも効果的だと説明する。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News