ソウル市内のある大学病院の医療スタッフ(c)news1
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【02月04日 KOREA WAVE】韓国で早ければ来月初めに医学部の定員拡大が発表される見通しと伝えられたことを受け、学習塾・予備校街の医学部クラスや英才クラスが大盛況だ。

ソウル市江南区大峙洞(カンナムグ・テチドン)の小学校英才クラスと中等医大専門校を運営する学習塾は、来月中に保護者説明会を開き、状況次第で受け入れ態勢を広げるか検討する。

ソウル市陽川区木洞(ヤンチョング・モクドン)で中等医学部のクラスを運営する塾の相談室長は「医大クラスはレベルの高い高校の入試までカバーしており、保護者の選好が高い」と話した。

中学3年の子どもを持つ親は「今から医学部受験を準備させようかと考えている。状況がさまざまに変化する可能性があるので、幅広い対応が可能なクラスで学ばせたい」と話した。

メガスタディ入試戦略研究所のナム・ユンゴン所長は「昨年の修能が難しかったため、医学部の定員を拡大したからといって学生たちが浪人を選択する確率は高くないだろう」と予想。「むしろ今後5年は医学部に行こうと十分に準備する学生たちがさらに増える可能性がある」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News