【1月6日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)が5日にフェルナンド・ジニス(Fernando Diniz)監督を解任したと、連盟関係者が明らかにした。同国代表はW杯北中米大会(2026 World Cup)南米予選で不振が続いている。

 ジニス監督は昨年7月、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフルミネンセ(Fluminense)の監督との兼任で就任。だが、結果は振るわず、現在W杯予選では本大会の自動出場権を獲得できるぎりぎりの6位に沈んでいる。

 約6か月の在任期間中はわずか2勝にとどまり、昨年11月にホームで行われた宿敵アルゼンチン戦を含め南米予選では3連敗という屈辱を味わった。

 ブラジルメディアによると、後任候補にはサンパウロFC(Sao Paulo FC)のドリバウ・ジュニオール(Dorival Junior)監督が挙がっている。

 ブラジル代表は以前、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督との契約を目指していたが、同監督が昨年末にクラブとの契約を延長したため、招へいは実現しなかった。(c)AFP/Marcelo SILVA DE SOUSA