仁川国際空港第1旅客ターミナル出国場(c)MONEYTODAY
仁川国際空港第1旅客ターミナル出国場(c)MONEYTODAY

【12月26日 KOREA WAVE】韓国人の日本旅行では従来オフシーズンだった11月に旅行客が急増した。航空業界は年末から正月の繁忙期を見込んで路線拡大と増便に乗り出している。

国土交通省航空情報ポータルシステムによると、先月の日本行き旅行客は189万15人だった。新型コロナウイルス禍直前の2019年11月(104万9753人)、日本不買運動「ノージャパン」前の2018年11月(176万6551人)を上回った。昨年11月(81万6901人)からは100万人以上増えている。

日本路線は今年オフシーズンがなかった。旅行客は年明け1月の130万人から毎月着実に増え、先月は180万人を超えた。円安やコロナのリバウンド消費が重なったおかげだ。景気が低迷する中、相対的に費用が安い日本に旅行客が殺到したとみられる。

おかげで格安航空会社(LCC)は好調だ。今年1~11月にLCCを利用して国際線に乗った旅行客は計2169万2604人に上り、サービス品質の高いFSC(2063万3499人)より多かった。

航空業界は、日本人気は当分続くと見ており、各社とも年末から年明けの繁忙期を迎えて航空便を増やした。大韓航空は来年1月から鹿児島21便、大分31便、熊本28便、白浜4便など不定期便を増便。大分路線は2019年2月の運航中断以来、約5年ぶりの復活だ。エアソウルも1月から東京(成田)路線を週21回から23回に拡大する。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News