京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)のある小学校(c)news1
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【12月26日 KOREA WAVE】ソウル市教育庁はこのほど、「2023年1次学校暴力実態調査」で、校内暴力の被害に遭った経験があると答えた児童・生徒の割合が2.2%だったと明らかにした。昨年より0.2ポイント増加した。

調査は4月10日から5月10日までオンラインで実施され、回答時点までの1年間に校内暴力の被害・加害・目撃の経験を尋ねた。小学校4年から高校3年の児童・生徒60万7653人が参加し、80.1%が回答した。

被害経験については小学校が4.6%で最も高く、中学校1.6%、高校0.4%だった。

被害類型を見ると、「言語暴力」が37.7%で最も多く、2位以下に▽身体暴力(18.1%)▽いじめ(15.3%)▽強要(7.1%)▽サイバー暴力(6.7%)――が続いた。

校内暴力の加害回答率は0.9%で昨年(0.5%)より増えた。加害者の属性は「同じクラス」が46.1%で最も多かった。

被害場所は「学校内」が68.8%、「学校外」が27.3%。具体的には「教室内」が29.4%で最も多かった。

被害事実を周囲に知らせたのは93%。その相手は「保護者や親戚」が37.9%で最も多く、「学校の先生」(29.5%)が後に続いた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News