31年前に殺害された女性の身元特定 花のタトゥーがきっかけに
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【11月15日 AFP】国際刑事警察機構(インターポール、Interpol)は14日、31年前にベルギーで殺害された状態で発見された女性の遺体の身元が判明したと明らかにした。花のタトゥーと国際的に情報提供を呼び掛けたことが特定につながったという。
インターポールによると、殺害されたのは英ウェールズ・カーディフ出身のリタ・ロバーツ(Rita Roberts)さん。
ロバーツさんは1992年6月3日、アントワープの川で格子にもたれている状態で発見された。右前腕には、黒色の花と緑色の葉、「R'Nick」という文字のタトゥーが入っていた。
ロバーツさんは同年2月、31歳の時にカーディフからアントワープに引っ越したという。5月に親戚にはがきを送ったのを最後に行方が分からなくなっていた。
インターポールは今年5月、これまで機密とされていた未解決事件の情報を公開し、市民に情報提供を呼び掛ける「オペレーション・アイデンティファイ・ミー(Operation Identify Me)」を実施。これより、捜査が進展した。
インターポールによると、英国の家族が報道でタトゥーに気付き、インターポールとベルギー当局に連絡した。
ロバーツさんの家族は英イングランド・ダラム(Durham)警察を通じて声明を出し「当時そして今も私たちが感じている悲しみを真に表せる言葉はありません」「リタは旅行が大好きで、家族を愛し、自分の家族を持ちたいと常に望んでいました」と述べた。
「オペレーション・アイデンティファイ・ミー」では、ベルギー、ドイツ、オランダで殺害されたとされるが、数十年にわたり身元が特定されていない女性22人について情報提供が呼び掛けられた。これまでに約1250件の情報が寄せられたが、身元が特定されたのはロバーツさんが初めて。(c)AFP