中国最大級のLNGタンクが稼働開始
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【11月2日 CGTN Japanese】中国が独自に開発した初の27万立方メートル液化天然ガス(LNG)貯蔵タンクが2日、中国東部に位置する山東省青島市で稼働を開始しました。国内最大規模の容積を持つこのLNG貯蔵タンクの稼働開始により、華北地区(北京市、天津市、河北省、山西省、内蒙古)のLNG供給能力が大幅に高められます。
このLNG貯蔵タンクは、直径100.6メートル、高さ55メートルで、タンク内のスペースは国産大型旅客機「C919」1機が駐機できるほどと言われています。
中国では、LNG消費量の急増に伴い、LNG受入基地などのインフラ整備が加速しています。設計・建造技術の向上により、受入基地は超大容量へと発展しています。27万立方メートルのLNG貯蔵タンクの稼働開始により、青島LNG受入基地は、新たに1億6500万立方メートルのガス貯蔵能力が追加され、216万世帯の暖房シーズン5カ月間のガス需要を満たすことができるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News