【10月11日 CGTN Japanese】東京の上野動物園で生まれ、2月に中国に返還されたジャイアントパンダ「シャンシャン」が中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で8日から一般公開されています。これを受け、CGTN Japaneseの記者が10日に現地へ赴き、シャンシャンの姿をライブ配信しました。ライブ配信中に記者が日本語で「シャンちゃん!」と呼ぶと、「シャンシャン」は一瞬“フリーズ”して、日本語が聞こえた方向を見ました。

 今年2月に中国四川省(Sichuan)のジャイアントパンダ保護研究センターに返還された「シャンシャン」が一般市民の前に姿を見せるのは約8カ月ぶりです。

 現場の観客やSNSでライブ配信を視聴していた人から「やっとシャンシャンに会えた」「実に可愛い」「シャンシャンの元気な姿を見ることができて安心しました」「生配信ありがとうございます」といった中国と日本のパンダファンからの歓喜の声が続々と届いています。

 ライブ配信はアプリ「KANKAN」や「YouTube」「Facebook」などを通じて行われ、総再生回数は50万回を超えました。

 中国では大型連休が終わったばかりで、このタイミングでの一般公開は「シャンシャン」にストレスをかけない配慮もあったとみられます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News