【9月24日 AFP】21日に行われたラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)のナミビア戦で頬骨を骨折したフランス代表主将のSHアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)について、フランスラグビー連盟(FFR)は23日、手術を終えて「数日後に」復帰すると発表した。

 2021年のワールドラグビー(World Rugby)年間最優秀選手に選ばれているデュポンは、相手主将のヨハン・デイゼル(Johan Deysel)と頭同士で接触し、トゥールーズ(Toulouse)で22日に手術を受けた。

 デュポンはSNSに「打ちのめされたが沈んではいない。ショーは続く。チームに再合流する日が待ちきれない」と書き込んだ。

 具体的な復帰時期は明らかになっておらず、10月6日のイタリアとのプールステージ最終戦に間に合うかは時間との闘いになっている。さらにチームは10月14日か15日に、準々決勝で前回王者の南アフリカかアイルランドと対戦する可能性がある。代表のアシスタントコーチは「焦ってプランを立てるつもりはない」と話した。

 デュポンはフランスにとって非常に重要な選手で、主将を務めたホームでのテストマッチ14試合では一度も負けていない。(c)AFP