【7月12日 AFP】フランスで警官による17歳の少年射殺事件をきっかけに始まった暴動で生じた損害保険の請求件数は1万1300件、金額にして6億5000万ユーロ(約1000億円)に上っている。フランス保険協会(France Assureurs)が11日、明らかにした。

 請求されている損害の約3分の1は、地方自治体の所有物への被害だという。

 フランスの都市部での暴動がここまで激化したのは約20年ぶりで、各地で車が放火され、建物や公共スペースが破壊されている。

 映像はトゥール(Tours)近郊とマルセイユで6月30日撮影。(c)AFP