中国の月面探査機「嫦娥6号」には欧州とフランスの科学機器搭載
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【6月14日 CGTN Japanese】2024年に打ち上げ予定の中国の月面探査機「嫦娥6号(Chang'e-6)」には、欧州宇宙機関(ESA)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)の科学機器が搭載されます。中国国家宇宙局(CNSA)はこのほどESAとCNESとの覚書を締結しました。
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「嫦娥6号」に搭載されるESAの科学機器は月の表面の陰イオンを分析するもので、月表面で出現した後方散乱やスパッタリングによる陰イオンを測定することにより、惑星科学の基礎科学研究を行います。CNESの科学機器は放射性ガス「ラドン」の観測機器で、月の土壌の物理的性質に関する知見を深めるために、月面でのラドンとその放射性崩壊による生成物を測定するとのことです。
「嫦娥6号」は2024年5月に打ち上げられ、人類史上初めての月の裏側でのサンプル採取を行って地球に帰還します。また、中国は2030年までに月面で国際科学研究基地の基本構造の建設を終える計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News