【6月5日 CGTN Japanese】記者が先日、中国南西部の四川省(Sichuan)にある成都ジャイアントパンダ繁殖基地を訪れた時に、飼育員の「譚おじいさん」がパンダの「芝麻(ジーマー、「ゴマ」の意味)」に声をかけていました。「芝麻」は世界中のネットユーザーの投票で選ばれた、成都市で7月から8月にかけて開催される第31回FISU・ワールドユニバーシティゲームズ夏季大会のマスコット「蓉宝(ロンバオ)」の原型です。

 7月28日に、成都市(Chengdu)は世界各地からの1万人を超える大学生選手と数千人の記者を迎えます。その際、訪れたひとはみな、可愛いパンダの姿を見ることができます。では、パンダにどのように声をかけるのでしょうか。覚えておきましょう。

 飼育員の「譚おじいさん」の本名は譚金淘で、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で24年間も飼育員を務めていて、主に赤ちゃんパンダの世話を担当しています。「譚おじいさん」が「グオライ」(おいで)と声をかけると、赤ちゃんパンダたちは声に従ってやってくるのです。「譚おじいさん」は本場の四川訛りを使っているので、赤ちゃんパンダに呼びかける「グオライ」の語は、普通話(標準中国語)とはイントネーションが微妙に違っています。赤ちゃんパンダたちは、四川語の「グオライ」、「グオライ」の掛け声を聞きながら、ゆっくりと育ってきました。

「譚おじいさん」と同僚は30年近くをかけて、同基地のジャイアントパンダの数を1994年当時の18頭から、2022年末までの約12倍の237頭まで増やしてきました。「譚おじいさん」らの最終的な目標は、野生のジャイアントパンダがいつまでも生息して繁殖できるように、より多くのパンダが野外に戻ることを助けることです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News