【6月4日 CGTN Japanese】中国浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)でこのほど発表された「中国ネット文学のアジア地域における普及・発展報告書」によると、文化の共通点が多いアジアは中国のネット文学が最も広く普及している地域だということです。

 2022年の中国ネット文学のアジア地域における市場規模は16億元(約314億円)に達し、購読者数は1億人に達しています。アジア地域の読者はおしなべて35歳以下の若年層です。中でも、インドネシア、フィリピン、マレーシア、インドなど、東南アジアと南アジアの国々に住む読者が80%以上を占めています。

 杭州市でこのほど行われた「2023中国国際ネット文学ウィーク」で明らかになったところによると、2022年の中国のネット文学の作家数は累計2200万人を超え、海外市場におけるネット文学の売上規模は30億元(約590億円)を超えました。20年以上の発展を経て、ネット文学はすでに中国現代文学を構成する重要な一部分となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News