【5月30日 CNS】現在、多くの女性が自分で住宅を購入する傾向にある。これは女性がより独立的で自己主張の強い結婚観を持っていることを反映している。一方、女性は無理しすぎる必要もないという意見もある。

 最近、中国青年報社会調査センターと問巻網(Wenjuan.com)が共同で行ったアンケートでは、2006人の回答者を対象に調査が行われ、84.2%の回答者が近年、周りの独身女性の住宅購入が増えたと感じていることが明らかになった。

 天津社会科学院(Tianjin Academy of Social Sciences)の元首席専門家、天津婚姻家庭研究会の潘允康(Pan Yunkang)会長は、女性の住宅購入者の増加は、人びとの結婚スタイル、ライフスタイル、および社会的な考え方の変化を反映していると述べている。

 潘会長は、数十年前には女性が自分で住宅を購入することは考えられなかったと語る。現在、女性はますます独立を追求しており、経済的な独立だけでなく、ライフスタイルや結婚における独立した態度をとるようになっているのだという。「彼女たちは男性に頼るだけでなく、自分自身に安心感を得るため住宅の購入を選ぶ傾向がある」と述べている。

 調査結果によると、93.9%の回答者が独身女性の住宅購入を支持している。さらなる分析では、二線都市の回答者の承認率が最も高く、95.8%で、二番目は3線、4線都市(94.3%)だということが明らかになった。

 女性の住宅購入について、国家高級心理カウンセラーの周小鵬(Zhou Xiaopeng)さんも支持を表明している。ただし、同時に彼女は、住宅購入前にさまざまな状況を考慮すべきと語る。もし住宅を購入することが自分自身をより幸せにするためなのであれば、購入しても良いという。他方、住宅の購入目的がネガティブな場合、たとえば将来的に家庭を持った後の喧嘩の際に優位に立つための有力な武器にするために住宅を購入するといった場合、その結果として「家を手に入れても、愛情や婚姻を失ってしまうかもしれない」と述べている。

 潘会長は、理性的に見ると、婚姻市場において、男性の方が女性よりも住宅を持つメリットは大きいと述べる。「社会が女性に期待するのは物質的な富ではない。男性はパートナーを選ぶ際に、一般的には女性の性格や職業などに重きを置くことがあり、住宅を持っていることは女性の魅力に直結するとは限らない。したがって、住宅の購入は自身のニーズに基づいて行うべきであり、相手を見つけるために特別に住宅を購入する必要はない」と述べている。

 調査によると、女性の独立した住宅購入の影響について、66.3%の回答者が、職場でより一層努力を促す効果があると答えている。62.3%の回答者は、資金管理能力の向上と収支の計画立てが促進されると考えているという。(c)CNS-中国青年報/JCM/AFPBB News