【5月28日 AFP】22-23フランス・リーグ1は27日、第37節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-1でストラスブール(Strasbourg)と引き分け、単独最多となる11度目の優勝を達成した。

 アウェーのPSGはリオネル・メッシ(Lionel Messi)の今季リーグ戦16ゴール目で先制した後、ケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)に同点ゴールを許して引き分けに持ち込まれたが、シーズン残り1試合で2位ランス(RC Lens)との勝ち点差を4とし、2連覇が確定した。

 11度目の優勝はサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)の10度を抜いて単独最多。リーグ制覇は直近11シーズンで9度目で、カタールのオーナーの下で仏リーグを席巻している。

 PSGのクリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督は試合後、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「きょうブンデスリーガの最終節を見たが、どのリーグでも優勝するのは非常に難しいというのが分かる」と述べ、「勝って当たり前と思ってはならない。われわれがパリ・サンジェルマンであったとしてもだ」と続けた。

 ドローをつかんだストラスブールは1部残留が決まった。

 ランスは3-0でアジャクシオ(Ajaccio AC)に快勝して2位が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場権を獲得。オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は1-2でスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)に敗れて3位となり、チャンピオンズリーグは予選から出場することになった。(c)AFP/Andy SCOTT