【5月21日 AFP】22-23イタリア・セリエAは20日、第36節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)のハットトリックなどで降格の決まっているサンプドリア(Sampdoria)に5-1で大勝し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場へ望みをつないだ。

 ラファエル・レオン(Rafael Leao)のゴールで9分に先制したミランは、40歳のファビオ・クアリアレッラ(Fabio Quagliarella)にセリエA通算182ゴール目となる今季初得点を許して追いつかれたが、こちらも36歳のベテランであるジルーが連続ゴールを決めると、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)が4点目、さらにジルーが5点目を押し込んだ。

 公式戦連敗を3で止めたミランは、21日にウディネーゼ(Udinese)戦を控える4位ラツィオ(SS Lazio)と勝ち点1差、王者ナポリ(SSC Napoli)とのアウェーゲームに臨む3位インテル(Inter Milan)と同2差の5位を維持した。次節は敵地で2位ユベントス(Juventus)と対戦する。

 アタランタ(Atalanta)は3-1でエラス・ベローナ(Hellas Verona)を下し、欧州カップ戦出場圏内の暫定6位に浮上した。敗れたベローナは降格圏の18位を抜け出せなかった。

 クレモネーゼ(US Cremonese)は1-5でボローニャ(Bologna FC)に屈辱的な大敗を喫したが、残り2節で17位スペツィア(Spezia)とベローナとの勝ち点6差は変わらず、かろうじて残留の可能性が残った。(c)AFP