【5月1日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、連覇を狙う大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、7-5で第26シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を退け、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)との4回戦へ駒を進めた。

 19歳のアルカラスは、前回大会決勝でズベレフに完勝して優勝したが、再戦となった数週間後の全仏オープン(French Open 2022)準々決勝では悔しい4セット負けを喫した。

 ズベレフには過去1勝3敗と負け越している中、アルカラスは「ホームの観客の前でとにかく最高のレベルを見せたい。去年の決勝では素晴らしい思い出があるが、今回の試合にしっかりと集中する必要がある」とコメントした。

 一方、2度のマドリード・オープン優勝を誇る第13シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は予選勝者のウゴ・グラニエ(Hugo Grenier、フランス)に6-1、6-0で圧勝した。

 第28シードの西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は2-6、5-7で第5シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)にストレート負け。第6シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)は6-7(1-7)、7-5、6-7(5-7)で第29シードのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)にフルセット負けした。(c)AFP