中国・カシュガル-ウズベキスタン・タシケントの貨物列車が運行
発信地:中国
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【4月21日 CNS】中国西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)カシュガル市(Kashgar)のカシュガル駅(Kashgar Railway Station)から4月2日、ウズベキスタン・タシケント行きの貨物列車が初めて運行した。
カシュガルとタシケントを結ぶ貨物列車は新疆ウイグル自治区のホルゴス税関を経由し、総距離は約4500キロ。運行時間は約12日間になる。
中央アジア諸国に近いカシュガル地区は、シルクロード経済ベルト地帯の重要な拠点。近年は中国と各国を結ぶ巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」を推進する役割を果たしている。今年1~2月、カシュガル地区と「一帯一路」沿線諸国の輸出入額は前年同期比68.8%増の87億5000万元(約1710億円)に達した。
カシュガル地区商務局長の韓飛(Han Fei)氏は「カシュガルは新疆ウイグル自治区南部の拠点都市であり、シルクロード経済ベルトの中核地域であり、中国・パキスタン経済回廊の出発点の都市です。東と西をつなぐ、国内と国外をつなぐ立地の優位性を有しています」と説明する。
中央アジアの列車運行は自然環境の影響を受けにくく、効率的で安定している利点がある。カシュガル-タシケント間の貨物列車の運行は中央アジアの国際貿易をさらに活性化すると共に、カシュガル地区の産業をさらに発展させることが期待されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News