【12月11日 AFP】日本ラグビー協会(JRFU)は10日、理事会を開き、日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の続投を決定した。

指揮官復帰2年目を終え、勝ち負けを重ねた結果の中でそのパフォーマンスのレビューが行われたが、ジョーンズHCは2027年W杯オーストラリア大会でもチームを率いる見込みとなった。

岩渕健輔専務理事は理事会後、「様々な議論があった」と明かした上で、「現在の体制を引き続き応援」するとし、「W杯まで良い形で進めていけるようサポートしていく」と述べた。

ジョーンズHCの下、7月に日本はウェールズとのテストシリーズを1勝1敗で終えた。欧州遠征では南アフリカに7-61、アイルランドに10-41で敗れたが、その後ウェールズに23-24で惜敗とすると、ジョージア戦は終了間際のペナルティーゴール(PG)で25-23の勝利を収めた。今年の戦績は5勝6敗だった。

岩渕氏は、様々な議論があった中で、24年から25年にかけてチームが成長し、成熟した点について称賛が多かったと話している。

27年W杯で日本はプールEに入り、フランス、サモア、米国と対戦する。(c)AFP