【4月23日 CGTN Japanese】中国西部に位置する青海冷湖天文観測基地によると、太陽磁場の正確な測定に用いられる世界初の中赤外線観測システムが、調整と設置の段階に入ったとのことです。同システムの運用により、中赤外線域における太陽の神秘のベールが剥がされると期待されています。

 識別率がより高い太陽磁場のデータを得るため、中国では太陽磁場の精密な測定に用いる中赤外線観測システム(AIMS)が開発されました。AIMSは中国国内の天文観測で初めて軸外光学システムの設計を採用しました。焦点面観測装置には高感度のハイパースペクトル中赤外線イメージング分光計と偏光測定システムも搭載されています。同システムは来年にも観測に運用される見通しとのことです。

 中国科学院国家天文台の専門家は、同システムの利用について、太陽磁場の観測をこれまでの間接観測から直接観測に移行でき、より高い識別率で精密なデータを得ることができるとして、太陽物理の研究や太陽嵐の予報にとって重要な意義があると説明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News