【3月8日 AFP】サッカー韓国代表の新監督に就任したユルゲン・クリンスマン(Jurgen Klinsmann)氏が8日、同国に到着し、アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)優勝が目標だと語った。

 韓国代表は、昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)でチームをベスト16に導いたパウロ・ベント(Paulo Bento)監督が同大会限りで退任。ドイツ代表や米国代表、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)などを率いたクリンスマン氏が招へいされた。

 到着した仁川国際空港(Incheon International Airport)で、取材に応じたクリンスマン新監督は、「目標はアジアカップ優勝だと思う。勝つことだ」と話し、「韓国はカタールで、大国を倒せる力を証明した。ポルトガルを破り、4年前にはドイツにも勝っている。だから韓国はやれるし、それがわれわれの目標だ」と続けた。

 韓国内にはクリンスマン新監督の指導者としての実績を疑問視する声もあるが、3年半の契約を結んだ新指揮官は、この機会が「とても誇らしく、非常にありがたい」と喜び、「韓国の人々からいろいろと学ぶのが本当に楽しみだし、選手も私とスタッフからたくさんのことを学んでほしい」と語った。

 クリンスマン新監督の初陣は、24日に行われるコロンビアとの親善試合となる。(c)AFP