【12月6日 AFP】サッカー韓国代表のパウロ・ベント(Paulo Bento)監督は5日、W杯カタール大会(2022 World Cup)の決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-4で敗れた試合後、退任を表明した。

 準々決勝進出を逃したベント監督は「今は今後のことを考える必要はあるが、それは韓国チームとではない。休んでから考えるつもりだ」と述べ、「選手たちと協会(大韓サッカー協会<KFA>)の会長に伝えたところだ」と続けた。

「これは9月に決めていたこと。彼らには感謝しなければならないし、監督であったことを誇らしく思っている」

 2018年のロシア大会(2018 World Cup)終了後に指揮官に就いたベント監督の下、韓国はグループリーグ最終戦のポルトガル戦に土壇場で逆転勝利し、2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)以来となる決勝トーナメント進出を果たした。

 しかし、この日は前半だけで4点を奪われるなどブラジルに圧倒され、反撃も白昇浩(Paik Seung-ho、ペク・スンホ)の1点に抑え込まれた。(c)AFP