アフリカ五輪委、ロシアの中立参加を支持 パリ五輪
発信地:パリ/フランス
このニュースをシェア
【3月5日 AFP】アフリカ国内オリンピック委員会連合(ANOCA)は4日、モーリタニアの首都ヌアクショットで会合を開き、ロシアと同盟国ベラルーシの選手が中立の立場で2024年パリ五輪に参加することを支持する決議を満場一致で可決した。
ロシアとベラルーシはロシアがウクライナへの侵攻を開始した昨年2月以降、国際大会から締め出されているが、国際オリンピック委員会(IOC)は今年1月、ロシア勢の五輪参加を認める「道筋」を模索していると発表した。
ANOCAの会長は以前から、ANOCAは「IOCとトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長の立場に合わせる」と発言している。
IOCの方針をめぐっては、ウクライナ五輪委員会(National Olympic Committee of Ukraine)のワジム・フトツァイト(Vadym Goutzeit)会長が「許容できない」と反発し、ロシアとベラルーシの選手の出場が認められた場合のボイコットを呼び掛けているほか、西側諸国からも疑問視する声が上がっている。(c)AFP